株式会社ずんだもん技術室AI放送局

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株式会社ずんだもん技術室AI放送局 podcast 20240605 ※6/14まで平日試験配信中

2024年06月05日

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内容紹介

AIやテクノロジーに関する記事を紹介 「こんな使い方が!?」 ChatGPTに“スーパーのチラシ”を読ませる→毎日の献立を考えてもらう 日常でAIを活用するライフハックが話題、Python + VSCode の環境構築 20240604、“ラズパイ5”にNPU追加できる「Raspberry Pi AI Kit」 最大13TOPSの推論性能 日本では近日販売へ、

出演者

ずんだもん
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要約:

X(旧Twitter)で、ChatGPTにスーパーのチラシを読ませ、料理の献立を考えてもらうというライフハックが注目を集めている。Xユーザーのイモンヌさんが、無課金ユーザーも使える最新モデル「GPT-4o」に献立を考えてもらった結果を共有した。

イモンヌさんは、スーパーの電子チラシ2枚分をGPT-4oにアップロードし、「チラシを見て、3日分の夕食の献立を作ってほしい」と指示。さらに、「可能な限り安く済ませて欲しい」「男性1人、女性1人、幼児1人分の食事」「和食、中華などの統一感」「レシピの試算金額」「主食は在庫あり」など、具体的な条件を指定した。

GPT-4oは、これらの条件に沿って和食の献立3日分を提案。例えば、1日目は「鶏の照り焼き」「ほうれん草のおひたし」「豆腐とわかめの味噌汁」で、チラシの価格を添えて食材をまとめた。日ごとの金額や3日間の合計金額も算出している。

このライフハックには、「天才的」「すごい賢い使い方」などの称賛の声が寄せられ、実生活とAIを強く結びつけた活用法に多くのユーザーが関心を示している。

要約:

Python と Visual Studio Code (VSCode) の環境構築に関する作業メモ。AI 関連のツールを使用するために、最新の Python 環境を構築する。基本方針は、Python の仮想環境管理ツール「Rye」に全て任せること。Rye を使用することで、システムの Python に影響を与えることなく、クリーンな環境を管理できる。Mac と Windows (WSL) でのセットアップ手順はほぼ同じ。

プロジェクトのセットアップでは、「rye init」コマンドでプロジェクトを作成し、Python のバージョンを固定する。フォーマッタには「Ruff」を使用し、VSCode 拡張機能も導入する。型チェックにはユーザー数の多い「mypy」を選択し、VSCode 拡張機能で型エラーを表示させる。

ライブラリ「numpy」を使ったコード補完や、データクラス「dataclasses」の利用、テストランナー「pytest」の設定など、基本的な Python 開発環境を整える。さらに、FastAPI と uvicorn を使ってサーバーを立ち上げ、JSONSchema のランタイムチェックに pydantic を使用する。FastAPI のスキーマから TypeScript の型定義を生成する方法も紹介している。

最後に、transformers ライブラリを使用して感情分析モデルを実行する。型が提供されていないため、エディタでエラーが表示されるが、型を付与することで対処する。VSCode の設定ファイルでは、キャッシュファイルなどを非表示にし、視界を整理する。

今後の課題として、TypeScript プログラマ向けの mypy や pyright の入門書の執筆や、huggingface のモデルの実行、whisper を使ったホスティングなど、様々なトピックが挙げられている。

要約: 英Raspberry Pi財団は2024年6月4日、小型コンピュータ「Raspberry Pi 5」の拡張基板「Raspberry Pi M.2 HAT+」とAIプロセッサ「Hailo 8L AIアクセラレーター」を組み合わせた「Raspberry Pi AI Kit」を発表しました。このキットを利用することで、Raspberry Pi 5にNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を追加でき、最大13TOPSの推論性能を発揮できるようになります。英国ではすでに発売されており、日本ではスイッチサイエンスが近日中に販売を開始する予定です。価格は1万4190円です。

Raspberry Pi AI Kitは、Raspberry Pi 5の拡張性をさらに向上させ、AI処理に特化した性能を発揮できるようにするものです。Hailo 8L AIアクセラレーターはM.2対応のAIプロセッサで、Raspberry Pi M.2 HAT+を介してRaspberry Pi 5に接続します。これにより、Raspberry Pi 5の4GBまたは8GBのメモリ容量に関わらず、最大13TOPS(1秒あたり13兆回の演算)の推論性能を実現します。

Raspberry Pi 5は2022年10月に発表された最新モデルで、前モデルと比較して処理速度や拡張性が向上しています。Raspberry Pi AI Kitの発売により、Raspberry Pi 5をAI処理に活用する道が拓かれ、AI開発やエッジコンピューティングなどの分野でさらに活用されることが期待されます。

(株式会社ずんだもんは架空の登場組織です)