株式会社ずんだもん技術室AI放送局

AIやテクノロジーのトレンドを届けるPodcast。平日毎朝6時配信。朝の通勤時間や支度中に情報キャッチアップとして聞いてほしいのだ。

株式会社ずんだもん技術室AI放送局 podcast 20241128

2024年11月28日

MP3ファイルをダウンロード

内容紹介

AIやテクノロジーに関する記事を紹介 Former Android leaders are building an ‘operating system for AI agents’、Tailor Claudes responses to your personal style、OpenAI gets $1.5 billion investment from SoftBank in tender offer、デマに騙されちゃダメ。Pingで帯域計測は出来ません!

出演者

ずんだもん
ずんだもん

関連リンク

元Androidのリーダーたちが、AIエージェント向けの「オペレーティングシステム」を開発するスタートアップ企業「/dev/agents」を設立しました。 Googleの元Android製品管理担当副社長であるHugo Barra氏によると、同社はAI業界に「Androidのような革新」をもたらすことを目指しています。

現在、Microsoft、Google、OpenAIなど多くの企業が、自律的にタスクを実行し意思決定を行うAIエージェントの開発に注力しています。しかし、/dev/agentsのCEO兼共同設立者である、Googleの元Androidエンジニアリング担当副社長David Singleton氏は、現状では開発が困難であると指摘しています。

/dev/agentsは、クラウドベースの次世代AIエージェント用OSを開発中で、ユーザーが様々なデバイスで信頼できるエージェントと連携することを目指しています。 Singleton氏によると、AIエージェントには新しいUIパターン、再考されたプライバシーモデル、そして有用なエージェントを簡単に構築できる開発プラットフォームが必要だと述べています。

同社には、Barra氏に加え、MetaでAR/VR担当副社長を務めた元AndroidエンジニアのFicus Kirkpatrick氏(CTO)、ChromeOSのデザインに携わったNicholas Jitkoff氏(最高デザイン責任者)も参加しています。 彼らは、Android開発で培った経験を活かし、AIエージェント開発の課題解決に挑んでいます。 この新しいOSが、AIエージェントの開発と普及に大きな影響を与える可能性があります。

引用元: https://www.theverge.com/2024/11/27/24307525/android-leaders-dev-agents-ai-agent-operating-system-startup

Claude.aiは、ユーザーのニーズに合わせてレスポンスのスタイルをカスタマイズできる機能を発表しました。開発者、マーケター、プロダクトチームなど、様々なユーザーが自身のワークフローに最適化されたレスポンスを得られるようになります。

この機能により、Claudeのレスポンスのトーン、構造、形式を調整できます。プリセットとして、「Formal(フォーマル)」「Concise(簡潔)」「Explanatory(説明的)」の3つのスタイルが用意されています。 「Formal」は洗練された明確なレスポンス、「Concise」は短く直接的なレスポンス、「Explanatory」は新しい概念を学ぶための教育的なレスポンスを提供します。

さらに、ユーザー自身でカスタムスタイルを作成することも可能です。自分の好みのコミュニケーションスタイルを反映したサンプルコンテンツをアップロードし、必要な指示を指定することで、Claudeは独自のスタイルを生成します。 GitLab社のように、ビジネスケースの作成、ユーザー文書の更新、マーケティング資料の作成・翻訳など、様々な場面で一貫したコミュニケーションを維持するために活用できます。

使い方は簡単です。Claude.aiのチャットボックスで、プリセットオプションを選択するか、独自のスタイルをカスタマイズするだけです。 自分の自然な作業スタイルに合わせてClaudeを調整し、生産性を向上させることができます。

引用元: https://www.anthropic.com/news/styles

CNBCの報道によると、ソフトバンクがOpenAIに15億ドルの投資を行うことが発表されました。これは、公開買い付け(テンダーオファー)という形で実施されたものです。 このニュースは、OpenAIの急速な成長と、その将来性への高い期待を示唆しています。 日本のエンジニアの皆さんにとって、このニュースは、AI分野における技術革新のスピード感、そして巨額の資金がどのように最先端技術開発に投入されているのかを理解する上で重要な示唆となります。 OpenAIの技術は、様々な業界で活用されており、今後も更なる発展が期待されるため、この投資は今後のAI技術開発に大きな影響を与える可能性があります。 特に、日本の企業がAI技術を導入・開発していく上でも、この様な大規模投資による技術開発の動向を注視していくことが重要になります。

引用元: https://www.cnbc.com/video/2024/11/27/openai-gets-1-point-5-billion-investment-from-softbank-in-tender-offern-a-tender-offer.html

この記事は、Pingコマンドを用いてネットワーク帯域を計測できるという誤解を解き、正しいネットワーク回線品質の測定方法を解説しています。 多くの技術系メディアでも誤った情報が流布されている現状を指摘し、注意を促しています。

ネットワーク回線の品質は、「帯域(スループット)」「遅延(レイテンシ)」「損失(パケットロス)」「ジッター(ゆらぎ)」の4つの指標で評価されます。Pingコマンドで計測できるのは遅延のみであり、帯域を計測するには不適切です。

Pingコマンドは小さなデータパケットを送信し、応答時間から遅延を測定するシンプルなツールです。 そのため、大量のデータ転送を想定した帯域幅の測定には、データ量が圧倒的に不足しています。また、距離による遅延の影響も無視できません。 単純にデータサイズと時間を用いた計算式では、帯域幅を正確に算出できません。これは、高速道路の通行台数と移動時間で道路の容量を測るようなものです。

正確な帯域幅測定には、iPerfやNanaなどのツールを使用する必要があります。これらのツールは、より多くのデータを送信し、実測値に基づいた正確な帯域幅測定を可能にします。 Pingを用いた帯域測定は誤りであり、信頼できる情報源から正しい知識を得ることが重要です。 新人エンジニアは、これらの指標と測定方法の違いを理解することで、ネットワークパフォーマンスの分析能力を向上させることができます。

引用元: https://qiita.com/keigo_kabutomori/items/1c290a22550542edeff9

(株式会社ずんだもんは架空の登場組織です)