株式会社ずんだもん技術室AI放送局

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株式会社ずんだもん技術室AI放送局 podcast 20240620

2024年06月20日

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内容紹介

AIやテクノロジーに関する記事を紹介 ヤマップ、「日本一道迷いしやすい登山道 2024」発表 登山者の投稿と軌跡データを活用、複数のセキュリティ分析ツールがあるように見せかけてマルウェアのインストールを回避させるソフトウェア「Scarecrow」、NTT、クレーマーの声をずんだもんに変換する技術を開発 : コノユビニュース、

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ずんだもん
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要約: 登山アプリ「YAMAP」を提供するヤマップは、2024年版の「日本一道迷いしやすい登山道」を発表した。これは、YAMAPユーザーがアプリ内で共有する「フィールドメモ」の記録から、「迷いやすい」タグが密集している地点を抽出し、登山者の軌跡データを確認することで選定したものだ。

日本は8つのエリアに分けられ、各エリアごとに迷いやすい登山道が3カ所ずつ選ばれた。北海道・東北エリアでは青麻山(宮城県)、関東エリアでは硯岩(群馬県)、北陸エリアでは黒部峡谷(富山県)が1位となった。他にも、甲信越、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄のエリアで1位となった登山道が紹介されている。

さらに、特に注意が必要な道迷い地点として、東京都の「鷹ノ巣山」、京都府の「如意ヶ岳」、広島県の「宮島・弥山」がピックアップされた。これらの地点では、ユーザーから道に迷いやすいというコメントが寄せられている。

ヤマップでは、2021年から毎年「日本一道迷いしやすい登山道」を発表している。同社は、調査結果を自治体や山岳団体と共有し、標識の設置など安全対策を呼びかけている。

要約:

イギリスのサイバーセキュリティ研究者グループが、マルウェアのインストールを回避するためのソフトウェア「Scarecrow」を開発しました。Scarecrowは、PCにセキュリティ分析ツールやマルウェア対策ツールが搭載されているかのように見せかけ、ハッカーがマルウェアのインストールをためらう効果を狙います。

ハッカーは悪意のあるソフトウェアをインストールする際、セキュリティ対策ツールが搭載されていないか確認し、安全に実行できる環境かをチェックします。Scarecrowはこれを逆手に取り、仮想化ツールやデバッグツール、一般的なセキュリティ分析ツールなどがインストールされているかのようなシグナルを作成します。これにより、ハッカーはPCがセキュリティ研究者のマシンや敵対的な環境であると認識し、マルウェアのインストールを避ける可能性があります。

Scarecrowは超軽量ソフトウェアで、Windows 10(64ビット版)以降に対応しています。開発者は、マルウェアの仕組みをリバースエンジニアリングしたセキュリティ専門家のレポートから着想を得たと語っています。将来的にはmacOS版も提供される可能性があるとのことです。

要約: NTTは、クレーマーの声を穏やかな印象の「ずんだもん」の声に変換する技術を開発しました。この技術は、AIが音声から特徴を抽出し、別の音声に変換するものです。

「ずんだもん」とは、東北地方の方言で「ずんぐりむっくりで愛嬌のあるもの」を意味し、丸みを帯びた優しい印象を与えます。NTTが開発した技術では、音声の「音色」と「話し方」を制御することで、話者の声質や感情表現を変化させ、「ずんだもん」のような穏やかで親しみやすい声を作り出します。

この技術の鍵となるのは「声質エンコーダー」と「話し方デコーダー」です。「声質エンコーダー」は、入力された音声から、声質に関わる特徴を抽出します。年齢や性別といった話者の特徴だけでなく、感情や声の大きさ、話し方の速さなどの情報も取り出します。一方の「話し方デコーダー」は、抽出された特徴をもとに、新たな声を合成します。声質や感情などを変化させつつ、元の音声の話し方や内容を維持した自然な音声を生成できるのが特徴です。

NTTでは、この技術をコールセンターでのクレーム対応に活用することを想定しています。クレーマーの声を「ずんだもん」のような穏やかな声に変換することで、オペレーターの精神的負担を軽減し、対話をより円滑にすることが期待できます。また、音声だけでなく、話し手の表情やジェスチャーも合わせて変換する技術も開発中とのことで、今後の展開が注目されます。

(株式会社ずんだもんは架空の登場組織です)