株式会社ずんだもん技術室AI放送局

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株式会社ずんだもん技術室AI放送局 podcast 20241010

2024年10月10日

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内容紹介

AIやテクノロジーに関する記事を紹介 720億パラメーターでも「GPT-4o超え」、Ai2のオープンモデル、核融合装置を自宅で自作――学生がAIと友人たちの協力によって4週間でプラズマを生成 - fabcross for エンジニア、『SUUMO』を止めるな。大規模横断バッチがEOSLを迎える「2027年問題」にどう立ち向かったか

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ずんだもん
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アレン人工知能研究所(Ai2)が、720億パラメーターのオープンソース・マルチモーダル言語モデル「Molmo」を発表しました。これは、GPT-4oを含む、大規模言語モデルと肩を並べる、もしくは凌駕する性能を持つとされています。

注目すべき点は、Molmoが従来の大規模モデルとは異なり、厳選された高品質なデータセットで訓練されている点です。具体的には、60万枚の画像と、それらに対する人間の詳細な音声説明(AIでテキスト化)を用いることで、膨大なデータと計算リソースを必要とする従来の手法に比べて、効率的に高性能なモデルを実現しました。 この高品質なデータと効率的な訓練方法が、GPT-4o超えの性能につながった要因です。

Molmoは複数のモデルから構成され、最も大規模なモデルは720億パラメーターですが、70億パラメーターの小型モデルも高い性能を示します。 また、画像内の特定の要素を「指し示す」機能も備えています。これは、画像認識だけでなく、ユーザーインターフェースとのより高度なインタラクションを可能にする重要な機能です。

Ai2はMolmoをオープンソースとして公開しており(一部モデルを除く)、開発者による様々なアプリケーション開発や、モデル自体の改良を促進することを目指しています。 これは、高価な独自開発モデルではなく、オープンソースモデルでも最先端の性能が実現可能であることを示す事例として、注目されています。 Ai2は、オープンソースアプローチによるAI開発の効率性と持続可能性を強調しています。

引用元: https://www.technologyreview.jp/s/346844/a-tiny-new-open-source-ai-model-performs-as-well-as-powerful-big-ones/

カナダのウォータールー大学数学専攻のHudZah氏は、ハードウェアや回路設計の経験がないにも関わらず、わずか4週間で自宅の寝室に核融合装置を自作し、プラズマ生成に成功しました。

この快挙は、生成AI「Claude 3.5 Sonnet」と友人たちの協力を得て実現しました。Claude 3.5 Sonnetの「Projects」機能を使い、PDFなどの資料をAIに学習させ、設計や部品選定、回路設計などの課題を解決しました。部品はMcMaster-Carrから調達しました。

装置は、Olivia Li氏のニューヨークでの静電核融合炉製作プロジェクトを参考に、静電場を用いて重水素イオンを加速・衝突させ、核融合を起こす仕組みです。高真空環境を維持するためにMKS Instruments製の真空計「MKS 901P」を使用し、真空漏れ対策に苦労しました。最終的に25ミクロン(約3.3Pa)の低圧まで到達しました。

高電圧電源にはネオンサイン変圧器(NST)を使用し、12kVのNSTを入手後、プラズマ生成に成功しました。マルチメーターがなかったため、Arduinoを用いて回路の導通確認を行いました。

HudZah氏は、今後はプラズマ制御と核融合反応の実現を目指しています。この事例は、AIを活用した革新的な試みと、限られた時間と資源の中で不可能を可能にする創意工夫を示す、非常に興味深いものです。新人エンジニアにとって、AIの活用や問題解決能力の重要性、そして困難な課題にも諦めずに挑戦する姿勢を示す良い事例と言えるでしょう。

引用元: https://engineer.fabcross.jp/archeive/241009_nuclear-fusor.html

リクルートの不動産情報サイト『SUUMO』は、基盤となる仮想化ソフトウェアのサポート期限切れ(EOSL)、「2027年問題」に直面しました。特に、賃貸・新築マンションなど複数の事業領域で利用される12万件以上のジョブからなる大規模な横断バッチシステムの移行は、非常に困難な課題でした。

本記事では、このプロジェクトを率いた花島氏と松野氏へのインタビューを通して、その取り組みが詳細に紹介されています。 難しさは、膨大なジョブ数、古くて担当者不明のシステム、そして多くのステークホルダーの存在にありました。

プロジェクト成功の鍵は、以下の3点です。

  1. 徹底した事前検証とリスク管理: 通常開発とは異なり、要件定義の前段階で性能テストを実施。リスクをゼロにするのではなく、リスクを前提にコントロールすることで、影響範囲を限定しました。 さらに、関係者不明なバッチのオーナー特定にも取り組みました。

  2. 分割移行と柔軟な対応: リスク軽減のため、横断バッチを分割して段階的に移行。各フェーズでの振り返りを重視し、課題を迅速に改善することで、全体スケジュールへの影響を最小限に抑えました。 また、優先順位を明確化し、ステークホルダーとの合意形成を図ることで、計画変更にも柔軟に対応しました。プロジェクトと各領域の二元体制を構築し、情報共有を密にすることで、効率的な開発と品質管理を実現しました。

  3. 積極的な改善と「ゼロをプラス」への転換: 単なるシステム移行ではなく、CI/CDツールの標準化や不要機能の削除など、保守運用性の向上にも取り組みました。EOSL対応を「マイナスをゼロにする」保守的な作業ではなく、「ゼロをプラスにする」攻めのプロジェクトとして推進することで、事業貢献につなげました。 定期的なロングミーティングで関係者間の共通認識を徹底し、言葉の定義から丁寧にすり合わせることで、認識のずれによるトラブルを防ぎました。

このプロジェクトは、大規模システムのEOSL対応におけるベストプラクティスを示しており、日本のエンジニア、特に新人エンジニアにとって貴重な学びとなるでしょう。 特に、リスク管理、段階的移行、ステークホルダーとのコミュニケーション、そして継続的な改善の重要性が強調されています。 大規模プロジェクトにおける課題解決のヒントとして、ぜひ参考にしてください。

引用元: https://hatenanews.com/articles/2024/10/09/103000

(株式会社ずんだもんは架空の登場組織です)